朝松 健(あさまつ けん)
1956年、札幌市に生まれる。出版編集者として幻想文学、魔術書の数々を企画、編集。1986年に『魔教の幻影』で小説家としてデビュー。以降、ホラーをはじめ、ユーモア格闘技小説、時代伝奇小説、妖怪時代コメディなど、幅広いジャンルで活躍。代表作に『邪神帝国』『金閣寺の首』など。2006年「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補となる。〈ナイトランド・クォータリー〉に《一休どくろ譚》を連載中。近年はトークイベントにも出演。歯に衣着せぬコメントでファンを沸かせている。
装画:槻城 ゆう子(つきしろ ゆうこ)
漫画家・イラストレーター。著書に『通りすがりの怪事件』『素ッ裸の幸せ。』、『召喚の蛮名〜Goety』(小社近刊)がある。『モンスター・コレクション』『バトルスピリッツ』などのゲームイラストや、朝松健『棘の闇』『邪神帝国』、菊地秀行『幽王伝』、倉阪鬼一郎『青い館の崩壊』など小説の装画、挿絵も数多く手がけている。