日本のみならず、世界の街頭で踊り続けてきた伝説の大道芸人、ギリヤーク尼ヶ崎。
人生の哀歓が凝縮された創作舞踊「鬼の踊り」から、大震災の犠牲者へ鎮魂を捧げた「祈りの踊り」まで、芸歴50年を迎えるギリヤーク尼ヶ崎の魂の叫びを200枚の写真が伝える。
【目次】
プロローグ 風は知っている(植村佳弘)
第1章 舞台は街頭―僕の大道芸は気の踊り。自分を奮い立たせないとダメなんです。
第2章 生きてきた証―人はどこから来て、どこへ消えて行くのだろう。
第3章 路上に舞う―通りがかりの人相手の大道芸は一期一会。だからいい加減なことはできません。
第4章 気仙沼の祈り―数珠を振り回し、がれきの間を走り抜け、水たまりの中を転げ回った。泣けて、泣けて、泣けて。
エピローグ 独り、街頭で踊ってきました(ギリヤーク尼ヶ崎)
発行:北海道新聞社
判型:A4版 167ページ
発行日:2016年7月