注)本当に危ない時期には行ってないヨ!
サークル「大香港研究会」メンバー・てんしゅ松田の香港地元探訪記シリーズ第3弾です。
当シリーズは毎回、現地の「同人イベント」「萌え政党擬人化」「地元漫画2.5次元舞台」などおたくシーンをノホホンと紹介してまいりましたが、2019年-20年、おたくの身からも無視できない大事件が巻き起こります。
「反送中」に端を発したデモ活動、そして中国大陸が原初流行地となった「武漢肺炎」=新型コロナウイルス蔓延です。よって今回はおたく事情ネタから地元社会事情へと大きく舵を切っております。それぞれの背景、経過についても自分なりに詳しく説明しました
いつものように気楽に愉快に読める内容ではないかもしれませんが、よろしくご辛抱のうえお付き合い願います。
なお香港は2019年8月半ばからずっと外務省渡航注意喚起「レベル1」(十分注意のこと)でしたが、途中10~11月ごろ、デモvs警察の闘争激化により本当に危ない状況になりました。選挙の民主派勝利などでいったんは沈静化しましたが、今度はコロナウイルス禍の世界的な深刻化で、日本の外務省は2020年3月下旬に「全世界への不要不急の渡航自粛要請」を出しました。
しかし各章冒頭記載の探訪日時でおわかりのとおり、当書の筆者は
マジ危ない時期には行ってねェっす
だって筆者はただのおたく、ただの商人だもん。社会運動家でもジャーナリストでもないもん。危険を冒してまで香港には行きません。
「なあんだ、センセーショナルなタイトルのくせにキザだな」などと言わないように。だたの同人誌に命がけの取材を期待してはいけません。
あしからず。
さらに特別章として、アニメ「ロボマスターズ」聖地・香港科技大学探訪ルポも。
【もくじ】
Chapter 1
・香港書展に行ってきた。
・デモにも行ってきた。
Chapter 1.5
・その後の香港 2020/7/21-12/31
Chapter 2
・デモから武漢肺炎へ
・違う嵐が吹き荒れる
・香港に行ってきた。
Extra Chapter
・アニメ「ロボマスターズ」聖地
・香港科技大に行ってきた。