同人音楽とその周辺 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念画像
ISBN:978-4-7872-7317-8

出版社:青弓社 

著者:井手口 彰典

出版年:2012/2

版型:四六判並製

ページ数:282ページ

定価:2,000円(税別)


状態:未読品になり状態はほぼ程度のよい状態になります。
   裏表紙バーコード部分に自由特化本シール貼り、あるいは底に赤線が引かれています。
新古本とは出版社の不動在庫となり、一度も消費者に購入されておらず正規の定価よりも安く売られる本になります。
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同人音楽とその周辺 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念

商品説明
井手口 彰典(著)
発行:青弓社 
四六判 縦188mm 横128mm  282ページ 並製
定価 2,000円+税

紹介
音楽メーカーから独立したCD制作を特徴とし、同人イベントや同人ショップを中心に流通する同人音楽。同人イベントM3の紹介と当事者へのインタビュー、『初音ミク』や「ニコニコ動画」も織り交ぜながら、拡大を続ける音楽文化の振源に迫る新鋭の音楽論。

目次
 序章 本書の概要
  1 現代文化としての同人音楽
  2 本書の位置付け
  3 術語について
  4 全体の構成について

第1部 同人音楽
 第1章 同人音楽への招待
  1 即売会へようこそ
  2 M3、スタート!
  3 同人音楽の「中身」

 第2章 概念としての同人音楽とその射程
  1 複数の評価スケール
  2 幻想としての「原―同人音楽」
  3 同人音楽を支える社会的環境
  4 環境に起因する傾向

 第3章 同人音楽「と」ジャンル
  1 同人音楽はジャンルなのか?
  2 ジャンルの変転性と固定性
  3 混在と越境
  4 スティグマとエンブレム

 第4章 同人音楽批評は可能か
  1 同人音楽の「語りにくさ」
  2 新たな「語りにくさ」とアレンジ系同人音楽
  3 群体としての音楽
  4 「うごめき」とどう向き合うか

プロムナード
 A 音系同人活動の過去・未来――相川宏達氏インタビュー
  1 M3の誕生
  2 「音系」の意味
  3 変化する音系
  4 これからのM3

 B 表現のための「場」を求めて――寺西慶祐氏インタビュー
  1 即売会の立ち上げに向けて
  2 名前と理念
  3 M3「以前」
  4 グレーゾーンと理論武装

 まとめ

第2部 同人音楽の周辺
 第5章 現代的想像力と「声のキャラ」――『初音ミク』について
  1 『初音ミク』の新しさ
  2 現代社会での「キャラ」
  3 魅力の所在
  4 初音ミクと「P」
  5 再編集が拓く地平

 第6章 オンライン世界での協働――『組曲『ニコニコ動画』台湾返礼』について
  1 組曲の登場と波及
  2 返礼プロジェクトの成立と推移
  3 舞台裏
  4 プロジェクトが残したもの

 第7章 純愛者であることの困難――アマチュア音楽について
  1 アマチュアのコノテーション
  2 近世―近代日本の状況
  3 機能から純愛へ
  4 アマチュアスポーツ論への目配り
  5 現代における強化と排斥

 終章 ふたたび、同人音楽
  1 「妨げられない」実践
  2 神話化されることの危険性
  3 音楽する力
  4 同人音楽の可能性
  5 社会への架橋

初出一覧
 
あとがき

著者プロフィール
井手口 彰典  (イデグチ アキノリ)  (著)
1978年、広島県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。2007年10月から鹿児島国際大学福祉社会学部専任講師。専門は音楽学・音楽社会学、特に現代の音楽文化について。『ネットワーク・ミュージッキング――「参照の時代」の音楽文化』(勁草書房)で第25回「テレコム社会科学賞」奨励賞を受賞。個人ウェブサイトはhttp://ha2.seikyou.ne.jp/home/Akinori.Ideguchi/

上記内容は本書刊行時のものです。
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