SFと美少女の季節「Peke」から「少女アリス」まで 川本耕次に花束を②の画像
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サークル:迷路'23/虫塚虫蔵
出版年:2024/8
版型:B5判並製
ページ数:66
頒布価格:909円(税別)

SFと美少女の季節「Peke」から「少女アリス」まで 川本耕次に花束を②

商品説明

編=虫塚虫蔵
協力=竹熊健太郎/小形克広/但馬オサム/石川誠壱/稀見理都/
林由紀子/川猫めぐみ/迷宮’24/明治大学米沢嘉博記念図書館/
発行=迷路’24
発売元=永山薫事務所/福本義裕事務所

吾妻ひでおと内山亜紀を発掘し、二次元と三次元を越境しながら、ロリコンブームの仕掛け人として、現代日本的美意識である「萌え」「美少女」文化の創世に立ち会い、サブカルチャーの最前線を駆け抜けた、伝説の編集者による最期の証言。

【本書の内容】
ロリコンブーム前夜、伝説的自販機本『少女アリス』(アリス出版)の編集長として、商業誌初のロリコンまんが『純文学シリーズ』(後に『陽射し』として単行本化)を手がけた川本耕次。

「萌え系エロ」の創世に立ち会った彼の功績は「おたく文化の黎明期における礎を築いたもの」と評価されている。サブカルチャーの最前線を駆け抜けた彼の証言なしでは、あの時代を語ることは絶対にできない。 ロリコンブームの幕開けや萌え文化の創成期、あの時代のすべてが詰まった「最期の証言」が今ここに。これを読まずして80年代サブカルは、もう語れない。

目次:
1)群雄社、そしてシンヤマさんのことなど | 但馬オサム
2)SFと美少女の季節-『Peke』から『少女アリス』まで | 川本耕次×竹熊健太郎
3)自販機雑誌『少女アリス』読者の声
4)川本耕次全仕事
5)ロリコン特集記事を振り返ってみると数の多さにあきれるばかり | 緒方源次郎
6)ロリコンマンガの現在 | 緒方源次郎
7)川本耕次と私 | 石川誠壱
8)元ビニ本出版業者Y氏TVインタビュー再録
9)PHOTO ALBUM
10)ナイロン100%スクール水着 | 川本耕次
11)天国にちょっとだけ近い場所 | 川本耕次
12)夏の少女風物詩 | 川本耕次+川猫めぐみ
13)水中花 | 川本耕次
14)ぼくらは少女をながめることしかできはしない | 雄プロ(無記名)
15)編集後記
16)奥付

※本書では2011年5月21日、明治大学・米沢嘉博記念図書館で行われた川本耕次(&竹熊健太郎)トークイベント「SFと美少女の季節―Pekeから少女アリスまで」を完全収録した。またアリス出版から分裂した幻のサブカル出版社「群雄社」時代の同僚だった小形克宏(元『漫画ブリッコ』編集部)や但馬オサムの貴重な証言を採録すると共に、奇跡的に発見された『少女アリス』誌の読者投稿ハガキや、絶版につき入手困難となっている故人の短編小説群を再録した。

【川本耕次プロフィール】
編集者、官能小説家、カメラマン、アダルトメディア研究家、ブロガー、実業家。コミックマーケットの創設母体となった漫画批評集団「迷宮」に出入りしながら、米沢嘉博や青葉伊賀丸らと三流劇画ブームを牽引し、みのり書房でマニア向けのニューウェーブまんが誌『月刊Peke』を創刊。同誌廃刊後は、自販機ポルノ最大手のアリス出版に移り、ロリコンブームの火つけ役となった伝説的自販機本『少女アリス』編集長に就任。アリス出版を退社後、群雄社出版に移籍する。82年『ロリコン大全集』企画編集。以後、ロリータ官能小説を多数発表。その分野の草分け的存在となる。著書に回顧的ポルノ文化史『ポルノ雑誌の昭和史』(ちくま新書)などがある。
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