なごや昭和写真帖 キネマと白球の画像
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ISBN:978-4-8331-4295-3
出版社:風媒社
著者:長坂英生(著/文 | 編集)
出版年:2022/3
版型: A5判並製
ページ数:215
定価:1600円(税別)

※こちらは新本での取扱になります。

なごや昭和写真帖 キネマと白球

商品説明
【紹介】
懐かしの映画館と街の風景、映画ロケ現場や宣伝マンたちの情熱。数々のドラマを生んだ名古屋の野球場、野球映画の隆盛、アメリカのプロチームの来日、野球少女たちの夢……。1946年創刊の夕刊大衆紙「名古屋タイムズ」が捉えた熱気あふれる時代の息づかい。

【目次】
はじめに 大衆娯楽VS名古屋タイムズの記録

【第Ⅰ部】映画編

映画のある風景
名古屋の映画館
[広小路界隈] ミリオン座、名古屋日活劇場、名古屋松竹映画劇場、中京劇場、CNC劇場、名宝会館、広小路劇場、丸栄ピカデリー、 朝日会館、ヒカリ劇場、ロマン座、中央劇場、千歳劇場
[大須界隈] 大須東宝、名画座、名古屋劇場、大須大映、万松寺日活、日活シネマ、名古屋OS劇場、赤門コニー、キネマ会館、東洋劇場
[そのほかの中区] 八重垣劇場、堀川映画劇場、名古屋東映会館、金山大映、新栄劇場、金竜館、中日シネラマ会館
[名古屋駅前] 豊田ビル、毎日名古屋会館(毎日ビル)、メトロ館、新名古屋ビル
[中村区] マキノ映劇、大門映劇、太閤劇場、アトム劇場、中村パーク劇場、富士日活、中村映画劇場
[南区] 笠寺観音劇場、南映画劇場、内田橋劇場、笠寺映画劇場、白水映画劇場
[瑞穂区] 堀田映画劇場、堀田大劇、曙劇場、ミズホ劇場
[港区] 港会館、築地劇場
[西区] 弁天劇場、豊富館、押切劇場、円頓寺映画劇場、櫻映画劇場、栄生映劇、栄生グランド映劇
[昭和区] オリオン座、恵方シネマ、滝子昭映、アポロ座
[東区] 京映劇場、東松竹映画劇場、代官町映劇
[北区] スズラン東映、上飯田劇場、有楽座、黒川日劇、カムカム映画劇場、大曽根日劇、上飯田ロマン座、彩紅映画劇場、 北キネマ、大曽根東映
[千種区] 覚王山スバル座、国際劇場、仲田ロマン座、今池映画劇場、今池東映、アカデミー劇場
[熱田区] 熱田映画劇場、日比野シネマ、旗屋シネマ、南シネマ
[中川区] 八幡映劇、一色映画劇場、日置劇場、尾頭映劇、尾頭パレス劇場

【名宝ニュース劇場】
【名古屋のATG】 ATG作品の監督たちは語る  寺山修司/三島由紀夫/大島渚/篠田正浩/唐十郎
【けが人も出た名古屋東映こけら落とし】
【東映まんがまつり】
【深夜映画という文化】
【ヤマト人気過熱】
【マンガ図書館を併設】
下町シネマ・パラダイス~櫻映画劇場オーナーの長男・浅野俊明さんに聞く
夢へのとびら
終戦直後のおもしろ映画広告

【映画事件簿】
1 やめてください!尼寺ストリップ
2 映画館の天井が落下
3 やくざ映画ブームと看板監視
4 ジプシー・ローズ来る
5 接吻映画に抗議
6 「七人の侍」秘話~試写会延期、三船敏郎は名古屋でパレード

【座談会再録】映画は危機じゃない 新藤兼人×橋本忍×熊井啓

名古屋と映画ロケ
「続・浮雲日記」「人生劇場」「淑女夜河を渡る」「都会という港」「新妻と女秘書」「嵐が俺を呼んでいる」「大いなる旅路」「サラリーマン出世太閤記」「悪い奴ほどよく眠る」「続・番頭はんと丁稚どん」「明日なき男」「尾張の暴れ獅子」「黄色い風土」「ちんじゃらじゃら物語」「ニッポン珍商売」「イチかバチか」「関東遊侠伝」「高校三年生」「お座敷小唄」「求婚旅行」「俺は斬る」「怪盗ジバゴ」「横堀川」「潮騒」

【潮騒とゴジラと百恵ちゃん】

工夫を凝らした映画PR
「ターザン砂漠へ行く」の宣伝マン、「自由学校」のシナリオ朗読会、西部劇映画の人気俳優ケニー・ダンカン来名、「気まぐれ三輪栗毛」PRで来名、「国定忠治」デモンストレーション、「愛と死の谷間」のPR作戦、テレビ塔で「赤い砦」のPR、ゴジラ名タイを襲う、「花のうず潮」の公開記念サイクリング、「忠臣蔵」PRで早駕籠を担いで、五輪金メダリストで俳優のトニー・ザイラー来名、「あゝ特別攻撃隊」の公開記念スチール展、「紺碧の空遠く」の宣伝隊、「喧嘩太郎」のPR宣伝隊、「とんかつ一代」とタイアップ、真っ昼間からパジャマ姿でPR、「青雲やくざ」出演のアクショングループがトレーニングを披露、PRのため展示されたフォーミュラーカー、「怪獣博」で展示された売れっ子怪獣たち、「クレージーの怪盗ジバゴ」PRでフロックコート姿、「最高のしあわせ」にちなんで劇場結婚式、「チキ・チキ・バン・バン」号でパレード、「若者はゆく」のキャンペーンで来名した森川時久監督、「日本海大海戦」で使った実物の20分の1の模型、そろいのTシャツで「マッシュ」のPR、「ある愛の詩」公開前のパネル展示

【名タイ・スターレット】

【映画記者の日常】「名古屋タイムズ」元映画記者・蛭川清氏語る

【ヒット映画の仕掛人】ニッセンジャパン社長・広江邦生氏語る

毎年開催された映画展 昭和28年の映画博/昭和31年の映画百科展/昭和32年の映画展
【大映の名物社長・永田雅一】
本書の関連年表 【野球関係年表】【映画話題作】


【第Ⅱ部】野球編

名古屋の野球場
「中日スタジアム」
中日スタジアム炎上~目撃者・武内俊雄さんに聞く
【中日ヘルスセンター】
【熱狂の中日スタジアムをルポ】
【さよならナゴヤ球場】
「鳴海球場」「八事球場」「大須球場」「森永エンゼル球場」「熱田球場」

野球と映画
【野球映画の隆盛】
【人生選手】
【中日スタジアムで撮影した「男ありて」】

映画人と野球
【東映野球チーム】
【大映スターチーム】

シールズがやって来た
【オドール監督インタビュー】
【ジョー・ディマジオ来日】
【大リーグがやって来た】
【中京商業の活躍】

白球を追った乙女たち
【野球少女たちの夢】
【強豪ノンプロチーム】

ファンと勝ち取った栄冠

おわりに

【著者プロフィール】
長坂英生  (ナガサカヒデオ)  (著/文 | 編集)
1958年、愛知県岡崎市生まれ。信州大学卒業後、1980年に名古屋タイムズに入社し社会部記者に。2008年、名タイ休刊後、フリー記者・編集者、名古屋タイムズアーカイブス委員会代表。名古屋市在住。
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