AI廃墟写真集 Ruin's Catの画像
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 AI廃墟写真集 Ruin's Catの画像
ISBN:978-4-903883-79-3
出版社:東京キララ社
著者:梅ヶ谷直紀(著/文 | イラスト)栗原 亨(監修)
出版年:2024/9
版型:B5判並製
ページ数:96
定価:2500円(税別)

※こちらは新本での取扱になります。


AI廃墟写真集 Ruin's Cat

商品説明
【紹介】
理想の廃墟をAIで生成!廃墟探検家・栗原亨も「現実には存存しないが叶うなら見てみたい景色の数々に身震いが止まらない」と大絶賛!

【あとがき より】

本書を手に取っていただきありがとうございます。この『Ruins Cat』は、日本初となるAIを活用して生成された「廃墟」の作品集です。AIで描く廃墟は、まるで現実の空間を写真に収めたようなリアルさを持ち、「どこかにありそうだけれど実際は存在しない」という不思議な世界観が醍醐味です。その奇妙で美しい世界に魅了され、AIで廃墟の作品を作り始めました。
 私が写真やアートに興味を持ち始めたのは上京してからのことで、次第に廃墟の世界に心を惹かれていきました。特に人工物が自然に侵食されてゆく不条理さや、常識を超えた景色の非日常感に心を打たれました。過去に実際に廃墟に赴いたこともありますが、主に外観を写真に収めることで楽しんでいました。
 近年、生成AIが世の中に広まり、実際に廃墟に行かなくても理想の廃墟写真を生成することができるようになりました。廃墟が好きでも実際に行くのは躊躇するという人も多いと思います。私にとってAIは、安全であり気軽に廃墟の世界観を楽しむことができる手段となりました。現実世界で廃墟を訪れることと比較すると、五感を通じて世界に触れることはできませんし、その場所の共有されたストーリーを体感することもできません。一方で、AI廃墟は圧倒的で独特の世界観を持っています。「もし自分がこの世界に存在するのなら」と想像してみてください。そこでは誰もが理想の世界を描き、自分だけの物語を作ることができるのです。
 AI廃墟というものは、写真でもなくイラストでもない、まったく新しいアートのジャンル。インスピレーションと偶然性が生み出す、斬新な廃墟の世界。作品の中に自分を旅立たせ、感性を十分に遊ばせてみましょう。
 本書のコンセプトは、猫が夢の中で旅をするというものです。猫は自由であり、どこへでも行ける存在。その猫が見ている夢の中の情景は、現実世界では目にすることのできない理想の世界です。読者の皆様にも自由な想像力でこの廃墟の世界を楽しんでいただきたいと思っています。
 最後に、本書の制作に携わっていただいた方々に深く感謝いたします。これからも新たな視点で面白い世界を作り続けたいと思います。本書が皆様にとって特別な一冊となりますように。

梅ヶ谷直紀

【著者プロフィール】
梅ヶ谷直紀  (著/文 | イラスト)
著者プロフィール
梅ヶ谷 直紀 / Naoki Umegatani
1986年、鹿児島県生まれ。AIアーティスト。2010年頃より国内外の都市写真を撮り始める。2023年8月、X(旧Twitter)にAI廃墟作品の投稿を開始。2024年4月、展示会「滅びの美」で日本ではじめてAI廃墟の作品を出展。
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