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八画文化会館vol.6 特集:レトロピア岐阜

商品コードA000000114
価格¥1,944(税込)
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商品説明

岐阜のいちばんの魅力は、かつて栄えた地場産業がダイナミックに寂れた「過去のまち」が随所に残っていることだ。まるで旧インフラで成り立つ都市標本のようで、まさに「レトロピア」の名にふさわしい。ユートピアはどこにもない理想の国だが、レトロピアはなくなったはずの古いもので造られた都市の集まり。そんなふうに岐阜を位置づけてみたら、「地味でマイナー」という一般的な岐阜のイメージをくつがえす刺激的な風景が見えてきた。

全蓋式アーケードで繋がった巨大な柳ケ瀬商店街は、アーケードスナックの宝庫だし、遊郭からソープ街まで女性街の変遷をたどれる金津園や、岐阜駅前の闇市ハルピン街をもとにした繊維問屋街など、岐阜駅から徒歩圏だけでもこんなにある。陶器や鉱山などの地場産業で栄え、独特のひなびた情緒と哀愁ただよう多治見市や神岡町。団地や鉄道など、20世紀のインフラが残した町の風景も素晴らしい。

そして水先案内人には、岐阜で活動する「TEAM酷道」の隊長よごれんさんをお迎えした。これまでチーコクといえば、酷道、廃墟、エロ本小屋などのハードコアなイメージがあったと思う。しかし一緒に旧市街地で話を聞き、過去の街並みに目を凝らすうち、気づけばレトロピアの魅力にずぶずぶとのめり込んでくれていた。無茶ぶりに応えて、岐阜の新しい魅力を本気で探してくれた案内人の全面協力により、かつてない岐阜ガイドブックになったと思う。

本特集のメインには、歓楽街、女性街、繊維街、陶器街、鉱山街、団地街、廃線街の7つの旧市街地をピックアップした。本誌制作中にも閉店や解体が相次いだので、レトロピアも幻となる日が近いかもしれない。そうなるまえに、一緒に見ていこう。(特集まえがきより)


◆特集◆ レトロピア岐阜

■巻頭インタビュー  岐阜の案内人「TEAM酷道」何もない場所を、楽しむ。

■歓楽街  柳ケ瀬ブルースをもういちど

■女性街  移動する「女の園」を歩く

■繊維街  忘れられたハルピン街

■陶器街  陶都36景

■鉱山街  鉱山都市の明暗を歩く 神岡

■団地街  団地鑑賞Q&Aツアー

■廃線街  名鉄600V線区の駅前文化を辿って

■はみだしコラム
遊郭跡巡礼/岐阜レトロミュージアムのここがすごい!(栄華)/2018年宇宙喫茶の旅(金原みわ)/昭和遺産ラブホのお手並み拝見❤(逢根あまみ)/笠松競馬場で旅打ち草競馬/エグロ会館でビリヤードに挑戦!/「化石洋食」を食べてみる!/恵那市岩村町に残る「元祖カステーラ」の謎/絶滅寸前⁉ 岐阜の給水塔事情(日本給水党UC)/マンホールの蓋からみた岐阜(森本庄治)/プレイバック名鉄600V(TEAM酷道よごれん)/東海道本線プレ国鉄遺産(TEAM酷道よごれん)

■岐阜観光の栞
香山哲のGIFU地図/高木壮太 旅の予定表/名所遺産ところどころ/社会科見学ノススメ/特選お食事案内/お祭り便利暦/ローカル三行はみだし情報

■ミステリーパトロール
スーパーサカイ/福来博士記念館/金生山/天空遊歩道/猫面魚の池/谷汲山華厳寺満願堂/乙姫公園/「龍の瞳」と飛騨野菜

■やりすぎ家庭訪問
タイヤアートのT邸/手づくりオブジェのM医院/黒野城の新観光迷所S邸/イチローハウス定点観測

◆連載◆ REGULAR
風俗ビルに住んでいた男のその後と山谷住まい(マングローブ村越)

◆参加メンバー◆
TEAM酷道よごれん/TEAM酷道 とらジェベル/TEAM酷道 船津/チーム4.5畳 けんちん/日本給水塔 UC/栄華/金原みわ/逢根あまみ/森本庄治/高木壮太/香山哲/マングローブ村越



出版社:八画文化会館

出版年:2018/6

B5変形並版:96ページ

定価:3200(税別)