【紹介】
閉鎖的な市場で独自の進化を遂げ
多くの制約の下で関係者が必死に開発した末に生まれた
ポンコツ車が次第に愛らしくなってくる!
★モスクヴィッチ(初代) ドイツから強奪したソビエト大衆車の元祖
★ジグリ 皆が羨む高級車だったのに晩年は最底辺
★ザポロージェツ(初代)VWとフィアットを融合させた鉄の豚
★SMZ-S-1L 傷痍軍人に支給されたサイクロプス3輪車
★オカ 走る棺桶と呼ばれたソビエト軽自動車
★ZiS-110 スターリンが愛したソビエト・パッカード
★ヴォルガ 2代目後期型 ソ連崩壊で凋落した官僚向けセダン
★チャイカ 豪華すぎてゴルバチョフに潰された高級車
★ブハンカ 半世紀を超えて愛されるオフロードバン
★GAZ-51 社会主義建設を支えた東側陣営の象徴的存在
☆「ソ連人民の自動車購入方法」「ソ連製ロータリーエンジン」等のコラム
【著者】
松本京太郎 (マツモト キョウタロウ) (著)
1996年生まれ。幼少期からの自動車好き。スーパーカー、ヴィンテージカー、族車、ローライダーなど様々な趣向を経るも、生来よりの天邪鬼根性が祟り、辿り着いたのは「共産主義車」だった。ソ連車の魅力に取り憑かれ、自動車を見るためだけにロシアに渡航したところ、旅行にもハマってしまい、東欧圏を中心とした徘徊も趣味に加わった。