【新本】重慶マニア  地方都市マニア 1 人口3000万人を超える世界最大の市画像

【新本】重慶マニア  地方都市マニア 1 人口3000万人を超える世界最大の市

商品説明

中国国内旅行人気No.1

北海道とほぼ同じ大きさ!
中華民国ファン必見! 臨時首都聖地巡礼! 地獄っぽい雰囲気!
知られざるメガシティを徹底案内!!

まえがき

昭和と令和が折り重なる街・重慶へようこそ。あれ平成は?と突っ込みを入れてくれた読者には感謝したい。重慶は2015年くらいまでは昭和の香り漂う都市だったのだが、急速に開発が進み、平成を通り越して昭和から一気に令和になってしまったかのように急激に変化しているのだ。
よくある誤解として「世界最大の都市・重慶」というものがあるが重慶は世界最大の「市」ではあるが最大の都市ではない。中国では市の下に県が置かれるため、中国の市=日本の県とイメージした方が良い。重慶も北海道くらいの面積の市である。市の人口3000万人、都市人口800万人という巨大な市にもかかわらず地元重慶の旅行会社が広告で「Secret Metropolis ChongQing」と自虐的に書いていたように外国人の姿はほとんどなく、少しの観光客以外で市内にいるのは地元重慶人と貴州省の出稼ぎ民のみという濃度であった。2015年までの重慶は「成都に行くから寄っただけ」やら「重慶は見るものが無い」だの散々な評価であった。そんな重慶に契機が訪れたのが2016年。重慶を舞台にした映画『从你的全世界路过』が公開、更にこの年動画投稿アプリ抖音(TikTok)がリリースされ、特異な地形を有する重慶の都市の様子が8D魔幻都市として一気に拡散。それまでの「街が古い」は「レトロで浪漫」、「辛くて食べられる物が無い」は「本場で辛い物を食べてみたい」、「階段ばかりで疲れる」は「他都市には無い特色」、「二度と来ない」から「一度は行ってみたい」へと中国人の評価も180度変化した。2018年には新駅・重慶西駅も開業、南の広州・貴陽・昆明、北の西安などを結ぶ高速鉄道が開通、重慶市が観光業に投資を始めた事もあり、なんと国内人気旅行先第1位、5.5億人(中国公称)が訪れるほどの観光都市となったのだ。西部大開発で一番恩恵を受けているのが重慶だろう。
日本では「重慶」の名称はほとんど知られていない、もしくは知られていたとしても中華レストラン重慶飯店や香港の重慶マンションというのが実情だと思うが、中国国内人気No.1都市としての重慶を見に来て欲しい。筆者は重慶マニアとして重慶の街を1551km、220万歩歩き、6254段の階段を上がっており、本書には日本人初訪問のスポットや地図に載っていないスポットも多数収録している。読者が一刻も早く重慶の魅力に気付くことを願っている。



鉄道マニア■10時間乗ってもまだ重慶、市内2駅だけを結ぶ高速鉄道、市内間フライトも
軌道交通マニア■マンションに突っ込むモノレール、アジアで2番目に深い駅
防空壕マニア■火鍋店、酒蔵、家具街、洗車場、ガソリンスタンドとして今でも活躍
天空橋マニア■崖に建った高低差のおかげで1階が22階になる魔界ダンジョン
ヘアピンカーブマニア■歩道すら急カーブ、ジャンクションも行き交い、巨大迷路
火鍋マニア■一時は市内飲食店の62%が火鍋、火鍋マウンテン、火鍋祭り、火鍋温泉も
小面マニア■牛肉、目玉焼き、ひよこ豆を乗せ、痺れを効かせた花椒ソウルフード
四川軍閥マニア■蜀軍政府、中華民国四川都督府、防区制、四川自治の有為転変
国民政府史跡マニア■中華民国臨時首都となるも放ったらかしでまるで廃墟か古代遺跡
大使館マニア■日本租界、米ソ武官処や大韓民国臨時政府跡地、日本軍捕虜収容所も
国共内戦マニア▪重慶談判会場桂園、毛沢東宿泊紅岩村、楊虎城将軍紀念室など
一帯一路マニア■内陸部初の国家級開発地区、GDP「北上広深」に次ぐ第五位に


近堂彰一  (コンドウ ショウイチ)  (著/文

1979年生まれ。2004年香港に行きたかったのだが航空券が高かったため上海へ行ったのが初中国。飛行機で隣だった書道家に市内まで送ってあげると言われ付いていくも空港で待っていたのは角刈りのおっさん三人。家に連れていかれ完全に終わったなとカツアゲを覚悟するもお茶を飲んで終了。その後四日間にわたり案内してもらうことに。中国人のフレンドリーさに惹かれ休みの度に渡航し42都市を訪問するが2014年重慶へ辿り着き独特な都市の様子にハマる。重慶研究をライフワークとし重慶の街を徹底散策。220万歩、1551km、6254段の階段を上る。

ISBN:978-4-908468-40-7 

出版社:パブリブ

著者:近堂彰一

出版年:2019/12

A5判カバー装:224ページ

定価:2300(税別)