昭和の男の子がみんな夢中で集めたカプセルトイ。
日本上陸50周年に贈る、"ガチャガチャ"の一大クロニクル。
「ガチャガチャ」や「ガチャポン」などの愛称で親しまれている「カプセルトイ」。
硬貨を入れてレバーを回す手動式自動販売機から出てくる、お馴染みの現具です。
現在もゲームセンターやスーパーなど、至る所に設置されています。
1965年のアメリカから輸入されたガムなどの販売機から始まり、1970年代に怪獣やスーパーカーなどの「消しゴム系」の大ヒットで日本全国に広まりました。
昭和の時代に育った当時の男の子なら、誰しも一度は夢中になって集めたことがあるでしょう。
そんな「ガチャガチャ」も日本上陸以来、今年でちょうど50周年の節目を迎えています。
食現やフィギュアなどの進化とともに、カプセルトイも今や多種多用に展開されています。
また、ガチャガチャの機械のみを100台以上並べる専門ショップや、ご当地限定ものなども定番となっています。
本書では、この世界の第一人者でメディアでもおなじみのワッキー貝山氏を著者に迎え、氏が所蔵する10万点以上のガチャガチャコレクションの中から、今では大変貴重な70から80年代のカプセルトイを中心に紹介していきます。