頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション、マリファナ合法化の最前線、ロシアにあった300年前の驚異の部屋、人体を冷凍保存するアルコー延命財団、サイバー戦士が集う国際ハッカー会議、カナダ先住民族の謎、日本人の起源を探る北海道そして縄文タトゥーの旅など、世界の驚愕の現場を詳細に紹介する。
旅本というには、いささかクレイジーな情報量を投入することで、読者の脳内に新たな旅の衝動を引き起こす危ない指南書である。
【目次】
■巻頭グラビア
カルチャーが生まれる現場に立ち会え!
■第一章 ロシアントリップ もうひとつの未来=ロシアの旅
クンストカメラ/ロシア刑務所タトゥー/サイキックロシアetc.
■第二章 ハイトリップ マリファナ合法化の最前線
クリスチャニア/カンナビスカップ/バーニングマン/アルコー延命財団etc.
■第三章 ボディーズトリップ 頭蓋骨に穴を開けると意識が覚醒するのか?
医学人体標本/カタコンブ/キング・オブ・タトゥー/トレパネーションetc.
■第四章 フューチャートリップ 未来を予言するアートとハッカー
ヴェネチア国際芸術祭/ドクメンタ/MONA/DEFCON/ジュリアン・アサンジ/アノニマス/ケヴィン・ウォリック/ステラークetc.
■第五章 ルーツトリップ 縄文時代にタトゥーはあったのか?
カナダ先住民族ハイダ/ルース・クルタク/フィリピン部族タトゥーリバイバル/北海道縄文の旅/JOMON TRIBE(大島托×ケロッピー前田)
【著者】
ケロッピー前田(前田亮一)
1965年東京生まれ、千葉大工学部卒業後、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランスに。
90年代伝説の雑誌『BURST』にて、世界の最果てを取材し続けてきたジャーナリスト。
オカルトや都市伝説にも精通し、身体改造の最前線やハッカー、現代アート、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開。