【紹介】
実母のダイナマイト心中を体験した末井少年が、町工場への集団就職ののち上京、キャバレーの看板描き、イラストレーターを経て、伝説のエロ本編集長として活躍するまでの、波乱にとんだ身辺記。
登場するおかしな人物たちへのフェアかつ鋭く、しかし暖かな観察眼と、力の抜け切った語り口が描く山盛りの仰天エピソードで、多くの読者を魅了した幻の名著。
【目次】
1 お母さんは爆発だ(お母さんは爆発だ
工場はナウかった ほか)
2 ニューセルフマイセルフチャンス(エロ本事始め
嗚呼!栄光の『NEW SELF』 ほか)
3 ウィークエンド・スーパー主義(ウイークエンド・スーパーマン
私的荒木経惟論序説 ほか)
4 写真時代の時代(写真時代秘話
荒木経惟論 ほか)
5 HAND‐JOE談(HAND‐JOEはマッサージ師だ
水戸黄門は世界のアイドル ほか)