重くて冷たいと感じる鉄も、時が経ち、表面が黒くなってくると、妙に存在感や温かみが増してきます。骨董市などを歩いていると、時々美しいカタチだなと思う鉄の道具に出会うものです。万力、ネジを切る道具、コンパスなど、「機能美」を超えた美しさにハッとさせられることもあります。本書は、そんな鉄の道具を取り上げて、機能とカタチを再発見しながら鉄の魅力を紹介します。
出版社: 淡交社
出版年:2012年8月
変形A5判:175ページ
定価:2160円(税込)